檸檬。
車を走らせ15分くらいの美術館。
行ったことなかったけど、今、植物に関する展示があっていると
新聞に載っていて。
今週から開催スタートをしているので、行ってみた。
私が行った時は誰もいなくって、
独り占めで見たい位置から、遠くから見たり、近くに寄って見たり。
見かけたのは3人の60代すぎのオジ様たち。
油絵なんて知識がなさすぎてよく分からないんだけど
綺麗なものは無条件に綺麗。
理由なんていらない。
葉っぱにたくさんの色があって、光の反射がまるで写真を見ているよう。
蓮の下にある水面なんて、吸い込まれそうに透明だ。
展示の終盤に登場するのは
野田哲也氏の作品数点。
日記シリーズが有名で
タイトルは(写真を撮った日の)日付のみ。
サインと母音。
かっこいいな。
技法・材質は 木版・シルクスクリーン・紙
モノクロに少しの色。
カッコ良すぎます。
「写真に自分で味付けをしたいと思ってですね〜」
作業場でのインタビュー(HPより)をみたけど、
技法がいまいち私には分かりませんでした。
それでも、好きなものは好き、ということで
今日も知らないことを知る。
そして、彼の作品集の表紙には
私の大好きな 檸檬