久々に雑誌を読んだ日。
雑誌を読むことが少なくなった。
とはいえ、ちょっと前でも毎月本屋に寄った時にパラパラと読んで
もっと読みたい!と思えば買う程度ではあったのだけれど
最近は、本当に買わなくなった。
というより、本屋に行くことが少なくなった。
社会に出ていれば、無理矢理にでも人には会う。
そして、聞きたい話もあれば聞かなくてもいいような
どーでもいい話も自然と耳に入ってくる。
その逆をいっている私にとって
お店での待ち時間に読む雑誌の新鮮さといったら。ちょっとした感動すら覚えた。
デニムの特集を見ながら、
へぇ〜今こんな感じなんだ。トップスは全部インなのね、とか、ダメージジーンズもアリはアリなのね、とか、このコーディネートは30代、40代でもありと書いてあるが、そうか?、とか、いろんなことを空想しながら読む。
これはNGだよ!の記事も、(心の中で)大きく頷きながら、同感の意を表した。
大好きだった洋服も、歳を重ねるごとに”なんか違う”、と手に取っては置き、じゃぁこれは、とまた取っては置きを繰り返す。2日後に同じことをしながらシーズンがすぎ、来年着なかったらもう捨てよう。
過去、捨てれたのは何枚だろう笑
そうやって、洋服への悩みはつきない。
若い時だから着れる服、逆に若い時にはかえって浮く服。
少し経って、あれ!これなんか着れるじゃん!と嬉しくなる瞬間。
黄色い帽子をかぶった新☆1年生のような、
初めてスーツを着たフレッシャーズのような、
着られるのではなくて
その服を着て、キラキラと輝く歳がきっとある。
そんなことを思いながらクローゼットの中を思い出す。
雑誌の最後の方には経済、恋愛、国際、、コラムがあった。
恋愛においては、LINEにおいてのすれ違いや違和感を書いてあるお悩み相談。
これ、あるんだよ、実際!
自分と友達とでおしゃべりをするような感覚に陥った。
そう、それほど、今私の生きている世界は小さい。
コラムなんて普段読まないけど、
新情報がやっぱり好きで、
それに「へぇ〜」っていちいちリアクションするのが好きだってことがわかった日。