いい人、悪い人。
会話の中でたまに出てくる
「あの人、いい人なんだけどね〜・・」
と
「あの人、悪い人じゃないんだけどね〜・・」
〜だけど、のあとには大抵、自分に取って相手の不足している部分を付け足す。
先日、数名と話していた時に、
一人が後者の
「悪い人じゃないんだけどね〜・・」と話し始めた。
一同に、苦笑いをしながらうなづく。
その時、私はあることに気づいた。
その人に対して、決して「いい人なんだけどね〜・・」を使いたくない自分がいることに。
その人は笑いながらこう続ける。
「この間、そう言ってる時点でその人は、自分にとって悪い人なんだよって言われたのよ〜」
思えば、言葉として「いい人なんだけどね〜」の方をよく使う気がしていて
話の対象は、好き嫌いで言うと、好きな人。
なんだけどね〜の後には、あまり悪いイメージを思い浮かべていない。
むしろ笑っている顔とかが出てる。
じゃぁ、
悪い人ではないんだけどね〜
を使う時って一体どういう時?って考えてみると
私の場合は
何かに対して、良いか悪いかを判断している時。
だから、悪い人というよりも、悪くはない、だ。
人柄ではない。
人柄に対してその言葉を使う時には、やっぱり、自分にとって悪影響を与えている人、
だけどオブラートに包んでいいたい時なのかな。
なんだけどね〜の後には、なんとなく相手との嫌な思い出やシーンを思い浮かべている。
イコール、良くはない。ということになった。
ま、言っても人の噂話には変わりがない。
ふんわり話の区切りをつける魔法の言葉のようなものだ。
雨がよく降るな〜
左の薬指が昨日の夕方からかゆい。赤くないのに。